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身内の話になりますが、
妹の家に遊びに行った時のことです。

使ったお皿を洗おうとしたところ、
「エコキュートがお湯切れしちゃうから洗わないで!」
と、言われてしまいました。
妹いわく、
「休日にいつも以上のお湯を使うと
最後にお湯切れしてタンクの湯沸しを始めてしまう」と。





ご存知かとは思いますが、
冬になるとお湯を使う量が増えます。

ガスや灯油のボイラーを使っておられる方は、
蛇口でお湯を使えば使うほど燃料を使うので、
冬場の光熱費が上がるのでわかりやすいと思います。

エコキュートをお使いの場合、
学習機能が付いていますので、
過去約1週間のデータをもとに
タンク内にお湯をわかしています。
ですので、少しずつ寒くなっていくと、
タンク内のお湯の準備も少しずつ多めに行います。

各メーカーさんにもよりますが、
タンクにお湯を沸かすモードの切り替えによって
「節電」や「多め」といった設定できるようになっています。
冬の間はお湯をたくさん使うことを念頭におき
「節電」のモードを切っておいたり、
「多め」の設定にされたり、
設定温度を冬季は高めに設定しておく等されて、
お湯切れの心配を減らすことができると思います。




妹の家での話にもどします。
「お湯切れしてしまい、タンクのお湯が少なくなって
深夜電力ではない電気を使ってお湯を沸かす」
このサイクルは、なんとなくもったいない気がします。
エコキュートの設定を確認したところ、
節電の設定がされていました。
ですので、「節電」のモードを切って、
通常の「おまかせ」モードに変えてきました。


学習機能が賢すぎて、
本当にぎりぎりの湯量をスタンバイしているのですね。
エコキュートの学習機能には感心しました。



では、エコキュートにおける毎月の電気料金のウエイトはいかほどか?
それを知るには。。。
深夜電力の使用量に深夜料金をかけてみてください。
他に深夜稼働する機器(蓄熱暖房機など)がなければ、
深夜電力の使用量のほとんどがエコキュートの分です。
季節による差額はあると思いますが、
実際に金額を出して見られると、
さほどかかっていないことがわかるかと思います。
ガスや灯油ボイラーなどほかの給湯器や
電気温水器の料金と比較してみられるとわかると思います。


妹的には、
多くお湯を使用することによって
今までより電気代が高くついてしまうのでは?
と心配していましたが、
深夜電力でお湯を沸かす時間が少し長くなっても
さほど電気代は変わらないと思います。
また、少し前の電力プランで契約しており、
22時以降の電気代がお得な電力プランでしたので、
22時前にタンクへ追い炊きしていた分は安くなります。


最近の電力プランでは20時以降が深夜電力料金となり、
また、休日の料金もお得になっているようです。
契約しておられる電力プランも
あわせて確認されるとよいかと思います。



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