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今回はキッチンのお手入れハンドブックの話題を。

こちらもキッチンの中で毎日使う場所。
シンクまわりのお手入れについてです。

キッチンのシンクの素材には、
ステンレス、人造大理石があげられます。
どちらもお手入れとしては、基本的には①ワークトップ編の内容とほぼ同じです。

汚れが付いた場合には、柔らかいスポンジと中性洗剤で汚れを落としましょう。
(水アカ、もらいサビ等のお手入れも、①ワークトップ編をご覧ください)

一日の終わりには、からぶきして水気をとっておくのが理想です。


ここで、最新のシンク事情を。

単にシンクと言っても、
各メーカーさんによっていろいろな工夫をされています。
クリナップさんの流レ―ルシンクは、
お料理中に使うお水がゴミや汚れを手前の「流レール」に集め、
それらが水流にのって排水口に集まる仕組み。
TOTOさんのすべり台シンクはシンク底に傾斜をつけ、
シンク隅に設置された排水口にすべり台をすべるように
スムーズに流れてゴミを集める仕組み。
他のメーカーさんもいろいろな工夫があるようです。
最近は水栓金具がおしゃれになって、
背が高くなったため吐水音が響かないように
工夫したシンクになっています。
シンク面におちる時の音が吸音されるようにという事ですね。




また、各メーカーさんでは、
シンクに汚れが付きにくいコーティングを施す仕上げを
選べるようになってきているようです。
毎日使用し、汚れが気になる部分ですので、
汚れが付きにくいというのはうれしいです。

しかし、ここで注意しなければいけない点があります。
クリームクレンザ使用についてです。

コーティングありのシンクの場合、
人造大理石、ステンレスどちらのシンクも
基本的にはクリームクレンザーを使ってはいけません。
研磨剤でシンクのコートに傷をつけてしまう恐れがあるからです。
クリームクレンザでお手入れをすることは避けたほうがよいです。

メーカーさんごとに通常のお手入れと異なることが多いので、
お手入れ方法をしっかり確認しておくことをおすすめします。


コートなしのシンクの場合は、
人造大理石、ステンレスであってもクリームクレンザの使用は、
許可しているメーカーさんもあるので取扱説明書に書いてある
使える洗剤や注意したい洗剤、スポンジの種類やお掃除方法など
一度確認してお手入れする事をお勧めします。
傷が着いてしまった場合の補修方法なども記載があるので、
各メーカーさんで推奨しておられる、
素材に合った対処方法を確認しておくとよいと思います。

各メーカーさんでは、取扱説明書とは別に
「お手入れ」について書いた別冊のものがあります。
取扱説明書よりも写真や図が多く、
内容もとても分かりやすいものになっていますので、
参考にされるとよいと思います。



長くなりましたので、
次回にシンクの排水口についてのお話をしたいと思います。



<参考文献>
クリナップ ぴかぴか読本
タカラスタンダード お手入れマニュアル
LIXIL 水まわりのお手入れ
パナソニック お手入れ読本